25年間連れ添った夫から離婚届を突きつけられた夜、もう1枚「実家の古い店舗の売却承諾書」を差し出された。「赤字のゴミ物件だ」と処分を急かす夫を不審に思い署名を拒むと、その夜14件もの執拗な着信が続く。翌朝、夫が空室だと言い張っていた現地を訪れた私は、普通に営業している店主から「毎月9万円の家賃をご主人の口座に振り込んでいる」と聞かされる。夫が見せていた収支報告書は、すべて嘘だった。
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