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出張中の夜、隣人が聞いた「私の怒鳴り声」

出張中の夜、隣人が聞いた「私の怒鳴り声」

白川 美穂 完結 0

3日間の出張から戻った美穂に、夫・健二は赤ワインまみれのシーツを投げつけ、「さっさと洗え」と命じた。 だが、そのワインは結婚15周年のために美穂が隠していた高級品。さらに隣人から「昨夜、美穂さんが夫婦喧嘩していた」と聞かされる。出張中だったはずの自分の代わりに、一体誰がこの家にいたのか。調べ始めた美穂は、義母・静子が若い女を「新しい嫁」と近所に紹介していた事実を知る。 しかも女は美穂になりすましてカードを再発行し、送付先を隣町の203号室へ変更。 さらに美穂名義で50万円の借金まで作られていた。 15年間、住宅ローンも生活費も義母の介護費も支えてきた美穂は、証拠を揃えた瞬間、家族を支えていた“財布”を静かに閉じる。やがて健二の元には「生活費が1円も下ろせない」という悲鳴が届き始める――。

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