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完結第20話
午前二時、ホテルから部屋を替われと言われた
出張先のホテルで午前2時、フロントから「今すぐ部屋を替わって」と内線が入る。理由を尋ねると、見知らぬ男が“夫”を名乗り合鍵を求めてきたという。独身の私が戦慄する中、元の部屋に残された洗面台の眼鏡は、なぜか綺麗にケースへとしまわれていた――。施錠された空間をすり抜け、日常の善意を隠れ蓑にして静かに迫る気配。二度と、一人でホテルに泊まれなくなる。日常の隙間に潜む悪意を描き出す、戦慄の心理サスペンス。日常ホラー3.1万字5 68 -
完結第17話
深夜1時、母は開けるなと言った
父が急逝して七日目の夜。実家で母と二人きりの午前一時、玄関のチャイムが鳴り響いた。 恐怖に震えながら「絶対に開けるな」と私の手首を掴み、玄関の明かりを消した母。 しかし、ドアの向こうの女は静かに告げた。 「先週は家に入れてくれたのに、どうして今夜は開けてくれないの?」 不審者を拒むため、防犯性の高い二重鍵へと交換したはずの家。 だが数日後、ピッキングの痕跡もないキッチンのシンクに置かれていたのは、なぜか「三人分の使用済みティーカップ」だった。 閉ざされたドアの鍵を開けていたのは、一体誰なのか。 守るべきはずだった母がひた隠す、十年前の冷酷な秘密とは——。日常ホラー2.6万字5 125
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