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レジで3860円を払ってくれた男は、巨大企業の会長だった

レジで3860円を払ってくれた男は、巨大企業の会長だった

篠原 美咲 完結 6

仕事帰りのスーパーで、わずか3860円の会計すらカード決済できず立ち尽くした建物調査員・水野咲。そんな彼女を救ったのは、見知らぬ男・四宮連だった。 翌日、借金を返すため指定された場所へ向かうと、連の正体が巨大企業「四宮総合グループ」の会長だと判明する。 互いに惹かれ始めた矢先、咲が担当する桜町再開発の安全評価書が何者かに改ざんされ、彼女自身の名前で虚偽の承認まで行われていた。 さらに連の側近・新道と関連会社の不透明な土地取引、外部権限を使った不正アクセスが浮上し、咲の家族にまで脅迫が及ぶ。 特別扱いを拒み、自分の記録と信念だけで潔白を証明しようとする咲。その頃、現場では図面と異なる工事が進み、住民の命を巻き込む事故の危険が目前まで迫っていた――。

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