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家族はすき焼き、義姉だけが台所で水かけご飯を食べていた

家族はすき焼き、義姉だけが台所で水かけご飯を食べていた

冷めた割り下の油 完結 13

入籍して十二日目、初めて訪れた夫の実家。居間で豪華なすき焼きを囲む中、義姉だけが台所の隅で冷水をかけた残りご飯を喉に押し込んでいた。不審に思う私に義姉が密かに手渡したメモ――指定の喫茶店へ向かうと、そこには夫の「五歳の息子」が待っていた。義母の教唆で婚前から事実を隠し、私の給料をあてにして新婚生活を始めた夫。笑顔の裏に隠された計算を知った私は、一人荷物をまとめ始める。

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