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完結第11話
亡き義母の口座を洗う女
3年前に7年間の壮絶な介護の末に他界し、この手で骨壺に納めたはずの義母。だが解約し忘れていた古い通帳を繰り越すと、死後も毎月「生前給与」が振り込まれ、毎週水曜の深夜に即座に引き出されていた。深夜のコンビニで張り込んだ私が見たのは、義母の服を着て義母と全く同じ体の癖を持つ見知らぬ女。死者は生きているのか。真実を追う私は、隣で眠る夫が隠していた、狂気と冷酷に満ちた「生前名義ビジネス」の底なし沼へと引きずり込まれていく。ミステリー|嫁姑|夫婦1.6万字5 40 -
完結第21話
臨月に捨てられた女医、18年後の審判
妊娠10ヶ月の臨月を迎えた夜、エリート医師の夫・俊彦は「愛人が跡継ぎの男児を身籠もった。高齢のお前が産むのはどうせ障害児だ」と哄笑し、離婚届を突きつけて私を極寒の路頭へ叩き出した。12年の不妊治療の末に授かった命を呪われ、医師のキャリアも奪われた私。だが18年後、地方病院のロビーで零落した元夫と愛人に再会する。悪態をつく元夫に対し、私が「そこの世界的天才バイオリニスト、私の娘ですが」と告げた瞬間、屈強な男が現れて――。夫婦|真実3.1万字5 84