"母を泥棒と追い出した兄に届いた妻の浮気写真" 第13話
やだ。楽しいわね、これ」
義母はすぐに命令をした。
「じゃあ速命令よ。昨言った通りしばらくベスの犬で寝泊まりすること」
私は素直に承した。
「わかりました。おやすみなさい」
義母は肩透かしをらったようだった。
「冗談も通じないのね。このまま私を楽しませてちょうだいな。さあ、私もに備えてお呂入って寝ましょう」
翌朝、義母からのパニックに陥ったLINEで私は目を覚ました。
「まちこさん、お体これはどういうことなの?」
義母のメッセージは混乱を極めていた。
「さっき起きて朝を取ろうとしたら私以の器がなくなっていて、まさかとってよしとの部も見たら何も残っていない」
義母は絶望な状況を悟り始めていた。
「これは何なの?」
私は落ち着いて返信した。
「そうですか。今お気づきになりましたか? 本当は昨夜の夕飯にお気づきになるだろうとっていたのですけど、お友達とお事して帰宅が遅くなったために今のタイミングになってしまったわけですね」
義母は現実を受け入れようとしなかった。
「だから何なの?」
私は種かしをした。
「ああ、昨のLINEのに庭にいたのは本当ですよ。引っ越し先へ向かう途の旅館の庭ですけど」
義母は驚愕した。
「引っ越し」
私は事実を突きつけた。
「私とよしとさん引っ越しました」
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義母は信じられない様子だった。
「なんですって? 体いつのにそんな準備を?」
私は計画のさを説した。
「いえ、決めたのは昨の夜で引っ越し決は昨の午です。いったが吉ではないですけどやろうとえばできるものなんですね」
義母は焦燥をわにした。
「悠なこと言ってるじゃないでしょう。ああ、もう今はこれからのななかが来るというのに」
私は義母のい込みを訂正した。
「あ、お姉さんもそちらにはかないですよ」
義母は言葉を失った。
「はあ」
私はななかの本当の予定を伝えた。
「最初に決めた予定通り、あちらの義お姑さんのお力を借りるそうです。そのは宿の居で義両親と同居になるとのことでした」
義母は嘆きしんだ。
「どうしてよ。せっかく嫁いびりから守ってあげようとしたのに」
私は呆れて返した。
「そもそもあちらで嫁いびりは起きていませんし」
私は義母の無自覚さを指摘した。
「ご自分が煙たがられている自覚未だにありませんか?」
義母は理解できないようだった。
「は」
私は過の秘密に触れた。
「きお父さんからお母さんがどんな庭環境で育ったのか伺ったことがあります。格差姉妹の両親から甘やかされるの妹がお母さんで随分昔に絶縁した姉がいるそうですね」
義母は揺した。
「急に何よ」
私はさらに核に迫った。
「お父さんとの結婚も元々は姉に来た縁談を横取りした結果だったと」
私は言葉を続けた。
「そのことについてお父さんがどうっているのかまではさすがに聞けませんでしたけど」
義母はがった。
「それが何なのよ。今その話をして何か関係あるの?」
私は結論を述べた。
「お母さんが1ぼっちになったその根底にあるものとでも言いましょうか」
義母は激した。
「は? 私が1ぼっちですって」
私は話を切りげた。
「分からなきゃいいです。あ、ベスちゃんも連れてきましたから」
義母は犬のことに反応した。
「ベスまで。ベスは元々私がきな犬が欲しいと言って飼い始めたのよ」
私は現実を突きつけた。
「だってお母さんベスちゃんには唸られるくらい全然懐かれていませんし。そんな型犬の散歩1でできますか?」
義母は言葉に詰まった。
「それは」
私は事実を指摘した。
「そもそも犬の世話の仕方が分からないでしょう。ベスちゃんが1番懐いているのは1番世話をしてくれたよしとさんですから」
私はベスの様子を伝えた。
「私たちが荷物を運びしているのを見て何か察したのか自分からついてきましたよ」
義母は絶望の声をげた。
「そんな」
その直、スマートフォンをよしとが取りげた。
「母さん」
義母はすがりつくように返した。
「よしと。ねえ。どうして」
よしとは淡に答えた。
「それいちいち説しなきゃだめ?」
義母は混乱していた。