"母を泥棒と追い出した兄に届いた妻の浮気写真" 第10話
てか証拠なんかないのにひどい」
私は静に事実を突きつけた。
「証拠ならありますよ」
しげ子さんは理解できない様子だった。
「はあ」
私は種かしをした。
「気づいていなかったみたいですけど、私あのハンディタイプのビデオカメラをに持っていたんですよね」
しげ子さんは絶望な声をした。
「え」
私は容赦なく続けた。
「もちろんしっかり録画を回していましたから、しげ子さんがバーベキューコンロの角から私に々のお肉を投げつけた瞬がばっちり映っていました」
しげ子さんは事実を突きつけられ言葉を失った。
「そんな」
私は結果を報告した。
「ご主の営業部にはその映像を確認していただきました」
私は慰謝料について言及した。
「だから慰謝料請求するに至り、先支払っていただいたわけですが」
しげ子さんは悔とみ言を並べた。
「絶対に証拠が残らないようにしたつもりだったのになんで見せちゃったのよ。そのせいで財産分与でもらえる額が減っちゃうかもしれないのに。てか婚されそうなんだけど」
私は徹に現実を訂正した。
「されそうではなくされたんじゃありませんか」
しげ子さんは混乱の極みに達していた。
「え」
私はトドメを刺した。
「今朝部から直々に婚しましたの報告をいただきましたけど」
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しげ子さんは現実逃避しようとした。
「嘘」
私は事実を淡々と伝えた。
「朝で役所にって婚届をしてきたそうですよ」
しげ子さんは言い訳をした。
「そんな。今は休だから婚届はされないとって」
私は静に反論した。
「こういった届けは役所の閉庁問わずいつでも提能ですもんね」
しげ子さんはパニック状態で打ち込んできた。
「婚届をしたから2以内にをてけと言われているのよ」
私は画面を見つめ続けた。
「この週末もう度話しおうとってたのに今朝したということは、週け々にはていかなきゃいけないということじゃないの」
しげ子さんの痛な叫びが続いた。
「でも私両親が界していて実がないのよ。帰れる所がないのに専業主婦だったから収入もないのにどうしてくれるの?」
私は呆れて返した。
「私に言われても」
しげ子さんはとんでもない提案をしてきた。
「そうだわ。あなたのに泊めなさい」
私は目を疑った。
「へ」
しげ子さんの求はかましいものだった。
「社なんだから私1養うくらいどうってことないでしょ。ママ友同士助けわないとね」
私はややかに現実を突きつけた。
「あの、私たちもうママ友じゃないですよね」
しげ子さんは理解できない様子だった。
「え」
私は詳細を説した。
「お子さんの親権は現ご主の方にあると聞きました。それに隣町の実で暮らすことになったためお子さんの学も変わるそうですし、どこからどう見てもママ友関係は終ということですよね」
私は計を確認した。
「あの、それじゃあそろそろいいですか?」
しげ子さんはいがった。
「え、いいって」
私は理由を告げた。
「これからママ友の皆さんとランチ会なんですよ」
しげ子さんは嫉妬をわにした。
「は、私が誘ったは必ず断ってきたくせに」
私は正論で返した。
「会社勤めしている平に誘われたって断るしかないでしょう。休に誘ってくださるママ友さんたちとは都がえばランチもお茶もしてますよ」
しげ子さんは公平だと嘆いた。
「何それ? ずるい」
私はたく突き放した。
「何がずるいのかりませんけど失礼します」
しげ子さんはすがりつこうとした。
「え、嘘? 話まだ終わってない?」
私は容赦なくメッセージを無した。
「助けてよ、すずなさん」
私はスマートフォンをバッグにしまい、れやかな気持ちでランチ会へと向かった。
2週、しげ子さんが会社へ押しかけてきたそうだ。
元夫である営業部が自ら対応しにった際に聞いた話では、み込みの職にいるが、やはり私は専業主婦が向いていると主張したらしい。
「あなたも事やってくれる主婦がいなくて変だろう。だから再婚してあげる。妥協で」などと言い放ったという。