"母を泥棒と追い出した兄に届いた妻の浮気写真" 第4話
あの根役者顔負けのへたくそな嘘泣きに騙されて私を実から追いしたよね」
兄は沈黙した。
「う」
私はつ目の事実を続けた。
「そして昨の話。今度もへったくそなお母さんにおを盗まれたを信じて、お母さんの話も聞かずに実から追いしたよね」
兄は申し訳なさそうに返した。
「それは、あの、申し訳ないとっているけど」
私は母の真を伝えた。
「お母さんね、あののお兄ちゃんの激した顔が、浮気相の嘘にコロっと騙されてお母さんを罵倒し続けたお父さんの顔にそっくりで」
私はたく打ち込んだ。
「顔をわせると何をしてしまうか分からないので今は絶対に会いたくない。会いに来ないでちょうだい。そう、お兄ちゃんに伝言ね」
兄はやっと状況を理解した。
「もしかしてさっきからずっとおを介して母さんの話が伝わってくるのって」
私はあっさりと肯定した。
「うん。お兄ちゃんとのLINEも話も嫌なんだって」
兄は絶望した。
「嘘だろ」
私は淡々と返した。
「ま、絶縁されなかっただけ良かったんじゃない?」
兄は言葉に詰まった。
「え」
私は今の指示をした。
「お母さんのことはこっちで引き受けるから、まずはお姉さんとのことで決着つけてきなよ」
兄は反復した。
「決着」
私はな報を伝えた。
「お母さんが撮った浮気現の写真を見せてもらったんだけど、あれ違いなくお兄ちゃんの友達だとう」
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兄は驚愕した。
「何?」
私は提案した。
「でお母さんにその写真をもらってそっちに送信するからお姉さんの捜索なり制裁なりのがかりに使うといいんじゃない?」
兄は力なく答えた。
「かんな」
私は通話を終わらせる準備をした。
「じゃ、私はしばらくお母さんのケアに専するからバイバイ」
兄は謝と謝罪の言葉を述べた。
「ああ、ありがとう。ごめんな」
私はスマートフォンをテーブルに置き、く息を吐きした。
その、ポンコツぶりを封印した兄のは凄まじかった。
義姉と浮気相の友の居所を瞬くに突き止め、さっさと制裁を完させた。
使い込まれたおも義姉の両親のて替えにより全額取り戻したそうだ。
元凶となった義姉は今、おを返すべくボロボロになりながら働き続ける毎を送っている。
浮気相の友も慰謝料を払って元からていったとのことだった。
というわけで、バツ独になった兄は、母からの100万円は俺なりのけじめと、きっちり返してきた。
兄なりの贖罪は母にも伝わっているのか、母は「お兄ちゃん頑張ってるね」と呟いていた。
完全な解までにはまだをするとうが、ゆっくり見守っていきたいとう。
私はリビングのソファに腰をろし、元のスマートフォンを操作した。
画面には、学代からの友であるルナからのメッセージが表示されていた。
「ゆき、ねえねえ」
私はしを覚えながら画面を見つめた。
「だけどもう相変わらずスルーなのね。のからもう10い付きいなのにそっけなくて寂しいんだけど」
私はため息をつき、メッセージを読みめた。
「これはやっぱりあのこと気づいちゃったのかな?」
私は眉を寄せ、スマートフォンの画面をスクロールした。
「きっとそうよね。だから悔しくて返事できないのよね。ごめんね」
ルナのメッセージは方な優越に満ちていた。
「私のためにを引いてくれてありがとね。友として解決できたようで。本当良かった。よかった」
私はで笑い、画面を睨んだ。
「ま、女としては断然私の方がだし」
ルナの妄はさらにエスカレートしていた。
「もし悪あがきしたとしてもゆきに勝ち目はなかったけどね。私幸せになるね」
私はあきれ果てて言葉を失った。
「実は今、彼の子を妊娠なの。まれた頃にまた連絡するね。バイバイ」
私は画面をそっと閉じ、スマートフォンをテーブルに裏返して置いた。
その夜、私は夫のたくまが仕事から帰ってくるのを待っていた。
たくまが張の準備をしている最、私は声をかけた。
「ごめん。ちょっといい? 聞きたいことがあるんだけど」
たくまはを止め、私の方を向いた。
「うん。どうした?」